Chrono24における販売事業者様の本人確認手続きについて

12月 3, 2024

本人確認手続きは、KYC(Know Your Customer)、またはKYB(Know Your Business)とも呼ばれ、高級時計などの高額商品を扱うオンラインマーケットプレイスにおいて、安全性と信頼性を確保するための非常に重要な手続きです。Chrono24は、これに関する規制要件のもと、販売事業者様の本人確認、および事業内容の詳細がわかる書類の確認を行うことが義務付けられています。本人確認を行うことで、マネーロンダリングやテロ資金供与といった金融犯罪の防止につなげることができます。

  • 本人確認手続きに関するよくあるご質問

KYCプロセスとは何ですか?

KYCプロセスとは、マーケットプレイスにおける販売事業者の本人確認手続きのことを指します。法人の場合は、代表者の本人確認や、登記事項証明書(登記簿謄本)などによる事業の証明が含まれます。

本人確認にはどのような書類が必要ですか?

必要となる書類については、販売事業者様が事業者登録された国や事業形態によって異なります。本人確認に使用可能な書類に関する詳細は、こちらよりご確認ください。販売事業者として必要な書類は以下のとおりです。

  • 代表者の本人確認書類
  • 登記事項証明書(登記簿謄本)または開業届け
  • 会社定款
  • 実質的支配者

書類提出時に注意する点はありますか?

販売事業者様の国籍により、認められる書類が違います。

  • 欧州経済領域(EEA)内:パスポート、身分証明書、運転免許証
  • 欧州経済領域内に居住する第三国出身者は、滞在許可証も認められます
  • 欧州経済領域外:パスポートまたは運転免許証(米国、英国、カナダのみ)

本人確認に利用可能な身分証明の詳細については、こちらよりご確認ください。

提出書類を準備される際は、以下の点にご注意ください。

  • 書類はスキャンではなく、写真でご用意ください。
  • 書類の表面と裏面の両方をアップロードする必要があります。
  • 部分的に黒塗りや読み取り不可能に編集されている箇所がないこと。
  • 書類の角や端が視認できること。
  • 光の反射などで見えにくい箇所がないこと。

Mangopayでは、以下の言語登記事項証明書(登記簿謄本)、および会社定款のみを受け付けていることにご注意ください。

  • オランダ語
  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • イタリア語
  • ポルトガル語
  • スペイン語

書類がこれらの言語のものでない場合は、英語またはフランス語への翻訳が必要となります。翻訳は、公証翻訳である必要があります。提出時は、翻訳と原本の両方が必要です。こちらでは、事業形態と事業登録された国ごとに、必要書類の詳細一覧が表示されています。詳細一覧へ

書類はどのように提出すればいいですか?

Chrono24で販売事業者登録がお済みの場合は、マーケットプレイスマネージャーで書類をアップロードすることができます。ログイン後、ブルーの注意事項に従ってください。

マーケットプレイスマネージャーへ

書類を提出しなかった場合どうなりますか?

Chrono24に新規で販売事業者として登録される場合、登録に必要な書類をアップロードしてください。書類がアップロードされなかった場合、弊社側で登録されたアカウントを有効にすることができません。すでに登録がお済みの販売事業者様で、書類の再提出にご対応いただけない場合、アカウントが制限される可能性があります。その際は、取引に対する支払いが受けられなくなります。本人確認手続きを滞りなく行うことも「Trusted Seller」の条件の一つです。必要な書類をご提出いただけない場合、「Trusted Seller」バッジの失効にもつながります。

ご質問やご不明な点がございましたら、担当者へお問い合わせいただくか、KYC@chrono24.comまでメールにてご連絡ください。


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